柳井市郷談会では、平成30年の明治150年を記念して、維新史における冊子を刊行しました。
江戸時代の後期、柳井に一陣の風が起った。日本国の尊厳を新庄の岩政信比古が明らかにし、徳川政権の権威を低下させた。また、遠崎の月性は、欧米の植民地化を防ぐには庶民にも武器を持たせて防備を固めるとともに、国を護るには不安定な幕府を倒そうとの過激な主張をした。さらに、浦靱負が創設した阿月の克己堂からは多くの志士が育ち、駆け出していった。
柳井の先人たちが起こした風は瞬く間に大嵐となって、長州藩を巻き込み全国に吹き荒れて、明治維新が成就していく。先人たちの活躍を取り上げて、柳井にとっての明治維新の意義を鮮やかに書き出した作品です。
◆ 配布先 県内外図書館・歴史資料館・市内近隣町小中高校等
◆ 一般の方のお求め先
○ しらかべ学遊館 電話(0820)22-4518
○ 月性展示館 電話(0820)23-7259
○ 大畠観光協会 電話(0820)45-2414 (大畠商工会内)
◆ お問い合せ 柳井市郷談会 会長 松島 幸生